りゅうたろ

アバウト・レイ 16歳の決断のりゅうたろのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
4.0
エル・ファニングが素晴らしい、役者はだれもが素晴らしい。でも脚本は無駄な要素を詰め込みすぎた。
レイの物語ではなく母の恋愛の物語と二分されてしまった。
レイ自身の問題にもっと向き合えたのではないか、トランスジェンダーが軽く扱われている。
でも、書きながら、考えを進めて思ったのは、そんなに重すぎる問題にしてしまう社会が未成熟なのかもしれない。

役者の表情と会話を見るだけでとても心揺さぶられる良い作品。