りゅうたろさんの映画レビュー・感想・評価

りゅうたろ

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エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

1.6

今見れば違うのだろうか筒井康隆みたさに深夜恋人の家で見たな

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.5

アリ・アスターの賞賛からホラーを観に来た人には全く刺さらなかったろうな
窓枠の表現で、十字架から鉤十字になってナチス思想のコミューンである事を示唆している辺りまで宗教のことを考えていたが、表現が素晴ら
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

潜在意識の中、共に50年を過ごした妻と戻った現実で、待ち受ける若い肉体と老境に至った精神のズレは『コレラ時代の愛』や『グレート・ギャツビー』と同じく時間を超越する愛の魔法だ。
だがこれは小説ではなく映
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの邦画
急に最強となった玉城ティナが全ての暴力装置となって世界も映画もぶっ壊していく
絵面はとてもいいよ

ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

日常として過ぎる記憶と時間の不確かさを映像の中に出現させた紛れもない傑作。
観客はアンソニーの混濁した記憶を物語に組み立てながら追体験する。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに無理無理無理無理って途中でやめた。これに出た宮沢りえもオダギリジョーも少し苦手になった。
なぜ制服を隠すいじめにあった杉咲花が服を脱いで抗議して、その結果相手が良心を取り戻し制服を返した描写
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.2

資本主義からの脱出と、快楽からの愛の乖離。
ムーンドッグは透徹した快楽主義の果てで孤独を抱いて笑ってる。
この作品を中身のない無茶苦茶やる作品だと見るのはとても貧しい。
最後に金を燃やすのは資本主義か
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.4

なんか頭ハッピーに切り抜けるコメディ調かと思ったら急に暴力の世界に突入して、デボラフィーバーした。
新しいものを取り入れていない間に随分年老いたんだなと思ったので映画を見る時期に入りそう。
ジョン・ハ
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

3.7

地球の過去の話だと思って見ていた間は「やなユーモアの形をしている」だったのに、全く別の世界の話だと分かってからは「素敵なデザインのクリーチャーと、シニカルなジョークだ」になったから僕の感受性は野蛮

告発(1995年製作の映画)

4.1

ゲイリーが出ると次になにが起こるのかと緊迫してしまう。
プライベートの朗らかさや笑みをを知っているのに、

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

4.0

青い鳥の中年版だけど、映画の中にある細かな演出がどれも素敵。おじさんスキーの僕にはたまらない

トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)

5.0

テレンス・マリック作品の中では比較的観やすいのでシンレッドラインと並んでお勧めしやすいかもしれない。
いつもはポストモダン的に進められる物語の時系列の前後する様式もかなり控えめ。

とにかく女性と恋の
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