このレビューはネタバレを含みます
15/04/29 テアトル新宿
個人的に好きな映画ぶっちぎりNo.1はこの映画。植物人間の妻を持つ井浦新と死んだように(ここが意外と大切)眠り続ける無職安藤サクラの不倫の話。ストーリーなんてまるでなくて、これと言ったイベントもない。ただ、2人が感じている寂しさをとにかく美しく表現している気がした。原作に忠実ながら、観終わってから読んだ原作には何も感じず。ここまで登場人物にいろんな意味で重なったのは初めてだった。友人の死の意味がわからなかったので、また観直したい。