ここにーる

奴らを高く吊るせ!のここにーるのレビュー・感想・評価

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)
3.0
元保安官の牧童ジェドは牛泥棒の汚名を着せられその場で吊るし首に遭うも一命を取り留める。助けられた町で保安官として勤めながら復讐の機会を窺うが…。30代後半の頃のイーストウッド、めちゃくちゃ渋くカッコいい。この邦題も好き。ただ中盤までは勧善懲悪のドンパチもので面白かったのに、話が幾層にも折り重なり"吊るしのアーティスト(判事)"と反目し合うようになると本当の敵は一体何なのかが分からなくなり最後しぼんでいった感がとても残念。ちなみに開始1人目の死人になったのはこの1年後に『イージー・ライダー』を撮ることになるデニス・ホッパー。※家賃は安いよ鶴瀬