奴らを高く吊るせ!の作品情報・感想・評価

「奴らを高く吊るせ!」に投稿された感想・評価

勝手にリンチして殺すやつも、正義とされている裁判官も、民衆も全員クズ。
その中で復讐に燃えて自分の正義を全うしようとするイーストウッドのかっこよさ。
シズヲ

シズヲの感想・評価

3.7
本場アメリカへと戻ってきたイーストウッドの西部劇。どことなくマカロニの色を感じる独特の乾いた空気が印象的。その上で派手な銃撃戦ではなく「西部開拓時代の司法」をテーマにしているのが面白い。私刑行為や見世物同然の公開処刑、そうせざるを得ない時勢など、時代の歪みがありありと描かれている。単純な痛快作にはせず伝統に一石を投じるスタイルは後のイーストウッド監督西部劇に近いものを感じて興味深い。

イーストウッドのかっこよさで一応フォローしてるけど、それでも展開は終始に渡って地味。特に盛り上がりもないまま結末まで向かってしまう。かといって最後までグイグイ引っ張っていく作劇的な凄みがある訳でもない。後半に話が微妙に脇道へと逸れたり、テーマに対して曖昧な終幕を迎えたり、色々と中途半端な部分も多い。それでも西部劇で法をテーマに話を作ったこと自体が新鮮。
sumi

sumiの感想・評価

3.6
イタリア映画で大スターとなったイーストウッドのアメリカ凱旋映画。開始5分で牛泥棒の容疑にかけられた無実のイーストウッドがリンチされ首吊りに。リンチの加害者を逮捕するためイーストウッドの復讐が始まる。

西部劇なんですけどテーマとしては司法の問題。銃撃戦はメインではないです。人が人を裁く権利というものを追求しています。
オクラホマ準州を正式な州にするため問答無用に犯罪者達を絞首刑にしていくフェントン判事。
少年までも絞首刑にする必要はないと反対しフェントン判事と対立するイーストウッド。

無茶苦茶な絞首刑とイーストウッドが受けた私刑は同じことじゃないのか?

テーマは面白いですけどラストはなんか唐突で有耶無耶かな〜。

この時代の絞首刑は民衆の見世物でもあったんですね。
最初から最後まで殺伐とした映画
唯一のオアシスはレイチェル
冒頭から無実の罪でクリント・イーストウッドが吊るし首にあってて笑ってしまう
アウトローなイーストウッドも良いけど保安官イーストウッドもまた良い
話は退屈で冗長です
序盤でいきなり イーストウッドが無実なのに 私刑で吊るし首になる。それの復讐の為にちょいワルな保安官になる話!

イーストウッドの油断が目立つ

ブルースダーンが出ててビックリ!

勘違いが生んだ抗争だから 敵もちょっと可哀想に思えてくるし 味方にもゲスがいる
ちー

ちーの感想・評価

3.6
そもそも私刑を行ったのが勘違い、イーストウッドも保安官として復讐に向かう、そして法はイーストウッドをかえって制限してしまうというニクい設定。確実にキャラハンに繋がっている。
音楽はプライドがないのかもろパクリ、首の傷を見せるのが漫画的。見ものは6人同時絞首、直前の影を使った遊びも良い。
小太郎

小太郎の感想・評価

3.0
☆復讐の鬼と化す☆

クリント・イーストウッド演じる主人公ジェッドがつるし首になりかける。その後、命拾いしたジェッドは保安官となり、自分をつるし首にしようとした9人の男に復讐を誓うが。。。。

西部劇作品であるが、執念を感じさせられる作品ですね。
【吊るせ】

やっぱ西部劇の曲ってテンションあがるよなー(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

『サッドヒルを掘り返せ』をみてから久しぶりに西部劇を観たくなったので、イーストウッドでまだ観てなかったこれを。

勧善懲悪で描かれる西部劇とは一風変わった作品。

冒頭5分でイーストウッド死す??
牛泥棒の疑いを着せられ突如として、9人組の男に吊るされる主人公クーパー
彼は復讐を誓う……と思ったらなんか保安官になって逮捕して行く流れになったンゴ


舗装されてない道路、土埃、無精ヒゲ、ハット、ブーツ。
これこれ、この世界観。

けど拳銃の打ち合いや、早抜きのシーンは少ない。

西部劇の中で死刑制度の是非を問う。
それは最初の『私刑』から始まり、裁判を通して裁かれる『誤審』を経て、『法』とは何かを考えて行く。

裁判を経れば死刑という形で人を殺すことは正当化されるのか。
裁判長が『俺が法だ』と言ってしまうこの世界観。

未成年であっても死刑としてしまう制度。
未成年であれば確かに過ちもあるだろう。
日本の少年法に疑義を感じる時も現在では多いが、けれども全く青年が保護されなくても良いかと言われるとそれもそれで考えてしまう。

西部劇では描かれない絞首刑のシーンの多用も印象的だ。

『牛泥棒』ほどまではいかないが、なかなか深いテーマを包含した一品。

しかし、この頃から陪審制度あったんだな。

2017.11.23
GETATORI

GETATORIの感想・評価

3.6
イーストウッドの正義観は常に一括りにできないものがある。許されざる者に通じるものがありました。
イーストウッド主演の異色西部劇?
ちょっとイメージが違いましたね。
途中で寝てしまったので😢😢
機会が有れば又、観たいです。