ひろ

ベル ある伯爵令嬢の恋のひろのネタバレレビュー・内容・結末

ベル ある伯爵令嬢の恋(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ダイド・エリザベス・ベルと エリザベス・マレーの人権と恋愛の物語。
実話というのに驚いたが、まだまだ現代でも人種差別はなくなっていないのに、奴隷制度のイギリスでこんな風に生きた女性が居たことに感動。
奴隷の黒人との私生児だが美しくて聡明で財産もあるダイドと、父に見捨てられた文無しだが美しくて可憐なエリザベス。どちらも、奴隷ほどではないにせよ、人権が与えられているとはとても言えない。女性であるがゆえに…
人種、肌の色、私生児、身分、財産。
そういったものに囚われず、人を人としてありのまま愛すことができれば、人はもっと幸せを手に入れられるのに…とつくづく思った。
やはり悲しいお話だが、ダイドが美しくて、救われる。
ひろ

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