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クリスティのSSDDのレビュー・感想・評価

クリスティ(2014年製作の映画)
3.3
■概要
カルト集団は女子大学生を狙い標的をクリスティと呼び、できるだけ恐怖を与えて殺すことで神も殺せるという妄言を動機に活動していた…。
大学も感謝祭時期になり寮にも人がいなくなった中、孤独に残る女性が目をつけられる…。

■感想(ネタバレなし)
誰でも勝手にクリスティ!と名付けたがるカルト。
名前覚えられないから、容姿的、金銭的に恵まれてれば全部クリスティさ!HAHAHA!というマインドなんでしょうか?…わかりません。

対する狩られる側の主人公は、ジャケットからヘイリーベネットが主演とは気付いておらず、始まった瞬間に驚き。
やはりホラーは美人の主演が必要なので登竜門になりやすいのか、後の大作主演級の人もチープなのに出てたりするものだなと…まぁかわいいし美人で線が細い。

ありきたりなスラッシャーホラーではあり、マスクを付けた殺人鬼が複数人というと、サプライズを思い出すがやはりサプライズの方が先。

影響は確実に受けた作品だろうなと思いますが、久々にストレートな作品観たのでそこそこに楽しめました。












■感想(ネタバレあり)
個体との戦闘能力でも差があったとしても、主人公の地の利があるので調理場、図書館などもっと戦いようがある気もする。
逃げるの特化のホラーゲームのような展開から後半は攻めにシフトするなが見どころだが、彼女が出てたイコライザーのように人体DIYして差し上げるのが面白かった。
水中戦挑むためにゴーグルは少し笑ったが、殺意高めの釘バットや、ジェット弁当のように最後は化学反応で火葬。

狩る側が舐め過ぎてたが、普通の女子大生が4人の成人男性と死線を交えるならそれくらいじゃないと話にならんだろうというリアリティはあったかな。

実際成人男性でも四人から狙われてひのきのぼうすら装備なかったら逃げ回るしかない。

このカルトの地域での存在をKの文字で表すから、もしかして差別主義の象徴がどこにでもあるというメッセージはあったかもしれない。

意外と楽しめたが、ヘイリーベネットがどストライクなタイプだからだろうか…俗物ですね。
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