このレビューはネタバレを含みます
短編集的オムニバス。
一気にたくさんの話が進むけれど、話の内容は比較的シンプルなのでそんなに追うのは大変じゃないし、世間の狭さをすごく感じる作品になってます。
基本的にはハッピーエンドで笑顔になるような話だったんだけど、最後の彼だけはこう……結局君は誰だったんだろう、とは。実際あの場面にお母さんいなかったから「あれ?」とは思ったんだけど……。
松坂桃李さん好きなんですが、この作品に関してはほんっとうに救いようのないだめ男で腹が立ちました!ほんと大好きです。
配色も綺麗でしたし、最後の1時間くらいで伏線をどんどん回収していくのがかなり気持ちいいので、難しく考えすぎずにストーリーの流れに身を任せちゃえば、それだけでも楽しめると思います。