キャップワカンダ映画館

ビリギャルのキャップワカンダ映画館のレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
4.8
外部の方の話で、
幼少期の環境が悪く、中卒で働きながらお金を稼ぎ、アメリカ一番の大学に進学したすえに社長になったという方のドキュメンタリー番組を観ました。

その方は、日本は過去をやり直したいというセカンドチャンスの人を、突起した人に見てしまう国柄だと話されていたのが印象に残りました。


このビリギャルの主人公は、高校生活の内にセカンドチャンスに目覚め、挑戦したすえ、一流大学進学という成功を収めます。

個人的には、
何も観る側が高校生でなくても、塾に通えなくても問題なく、
既に成人しているが、人生をやり直したい人、
大学進学の為の塾でなくても、
昇進の為の資格勉強をしたい人、
それぞれ自分ごとに当てはめて、自分の糧にすれば、とても刺激のある素晴らしい作品なのではないかと感じました。


この作品の批評や原作についてバッシングがあるのは、主人公が結局、良い高校に通っていたという事と、塾に長期間通えるほどの財力があったという事ですが、
それも自分ごとに当てはめた時に比喩にして、自分の人生向上に利用していけば良いんだと思います。


その意味でわたしの人生観に希望を与えてくれた素晴らしい作品でした。
何度も見返して、実際にチャレンジしていきたい作品です。