期待してなかったけど結構泣いた。親子愛にも泣いたけど、いつも負け腐ってる私としては、「努力→諦め→悔しさ→負けてられっか→再奮闘」のリアルさが割と響いた。
このサイクルをテーマとしている映画は多いけど、サイクルの中の「努力」の部分を最も丁寧に描いてる作品は意外と少ないと思う。大抵は「諦め」のとことか、「再奮闘」に焦点を当ててる気がするから、なんか新鮮だったし、そうだよな本来人間ってこうあるべきなんだよなって思った。
まあ、こういう映画は美しいから安易にみんなシシュポスの努力の神話の信者になっちゃうんだけど。
でも親子愛や友情の描き方も良いね。不意打ち。
