寄道世之介

ビリギャルの寄道世之介のレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.5
サイドストーリーである息子に過度な期待と深過ぎる愛情を注ぐ父親と、高校野球の厳しさと父親の期待に押し潰される弟にグッときた。
大学受験も本当に大変だが、才能や体格に左右されるスポーツの世界はもっと狭き門であり過酷であり残酷。

女の子の受験も含めてスポ根ドラマ的で爽快な感動があった。
もし彼女が受からなくても感動に値するドラマになったと思う。
受かることが重要ではなく、受かるために頑張ることがいか大変で重要なのか、とてもよく描かれていたと思う。

特にあの先生と母親は素晴らし過ぎる。あんな大人にならないといけないと痛感する。

憎まれ役の先生もきっと彼女にとっては必要だったと思う。自分の経験でもあるが、憎い奴がいると、テメーなんかに馬鹿にされてたまるかと何クソ魂で頑張れる面もあった。

最後の歌もよかった。

@Amazonプライムビデオというのを初めて利用してみた。途中からテレビに繋げて見たが画質も良く何の不満もなく見れた。ネット配信の脅威を痛感。