映画を超越した体験。
地球の文明から800年ほど遅れた惑星のお話。だから一応SF。
他の映画がいかに映画の基礎にのっとって作られているかがわかる。
観ることを放棄しようとする度に、「よぅ、俺たちが見えるか?」と聞いてくるようなカメラ目線の住人たち。ええ、変な好奇心で寝れませんでした。
これは、本当に地球で撮影されたのだろうか、と思うほどひどい環境。狂った演技。いやいや、会話噛み合ってないし!
だけど、今自分が生活する環境が清潔過ぎるのかもしれないなぁ、とも思いました。このクリーンな環境に慣れ腐ったままだと、いざ環境破壊で別の惑星、例えばこのアルカナルへの移住を余儀なくされた時、自ら命を絶つ人たくさんいそう…。
2分に1回はツバを吐く映画。