神々のたそがれの作品情報・感想・評価

神々のたそがれ2013年製作の映画)

Hard to Be a God/Трудно быть богом

上映日:2015年03月21日

製作国:

上映時間:177分

3.8

あらすじ

「神々のたそがれ」に投稿された感想・評価

ハンス

ハンスの感想・評価

4.0
汚い辛い痛いの三重苦を絵画の様な圧倒的映像で見せられる三時間。情報量にクラクラする。原作の「神様はつらい」というタイトル通りの映画だった。
これを観たら「ソドムの市」が可愛く見えてくる
reni

reniの感想・評価

5.0
愛してる!!!

(人間てのは結局クソ袋だなー)と思わされるような出来事に遭遇したことありませんか?
私はあります。
何度か。
思い直して人生を続行するんですけども、やりきれなさが募るんですね。
また、そう言う自分もどうなんだって思うじゃないですか。
そう言う気分をうまく代弁してくれてる映画です。
‪ロシアのストルガツキー兄弟のSF小説「神様はつらい」を映画化したもの。ストルガツキーと云えばタルコフスキー監督の「ストーカー」の原作者でも有るので興味本位で観たら、汚物や泥塗れ、血塗れの映像が3時間と云う重量級の作品でした。‬目を背けたく成る描写が多いので人にはオススメしませんが、映像其のものは美しく、中世時代の美術や衣装などのリアルな作り込みは参考に成りました。
sc

scの感想・評価

2.9
美術は素晴らしいけど、
人物の動作とか会話が意味不明
理解ができないからただ退屈なだけだった
苦手な映画
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

4.7
爆音で再見だが、インパクトは薄れず物語の理解が進んで死ぬほどおもしろくなった。カメラもセットも役者も導線も泥も汚物もデザインされてるかと思うとゾッとする。最強。
15年の歳月をかけ制作するも、完成間近に亡くなってしまったゲルマン監督。彼の遺志を継ぎ息子や奥さんの手で完成させた3時間の超大作。

800年前の地球の状況に似た雰囲気の惑星でのお話。現代の地球と比べると文明は遅れ 人々は本能のおもむくままに生きる世界。そんな世界であっても権力者や奴隷といった身分の差がしっかりと存在している。
この惑星へ地球から派遣された調査団。彼らが目にするこの惑星の現実とは。そして彼らがこの惑星で受け持つ役割とは何か……

この映画、GEOだとSFの棚に置いてあったんですけど、内容はSFとは少し違う雰囲気だしエンタメ度も皆無です。
一切の反省なく繰り返される人間のエゴや愚かさを強烈に描いた作品って感じ。

映像から受ける衝撃が強烈すぎ。混沌という言葉がこれ以上にしっくりくる映画はないんじゃないかな。
汗まみれ、泥まみれ、汚物まみれ、血まみれ、死体だらけ……

文明が遅れてるからとか そういう次元じゃないんですよね。見ると分かると思うんですけど現代社会にも通じる内容。

物語終盤に向けての主人公の男
(地球人なんですけど彼もまたある役割を担ってます)

彼がある行動の前に呟くセリフ。前半2時間以上の描写があってのあのセリフは腑に落ちたなぁ~。

なんにせよ「神々のたそがれ」ってタイトルが秀逸すぎ。

何度も見たくなる作品でしたけど、超絶骨太で体力消耗も激しかった。ちょっと間を置いてまた見ようかな。
他のゲルマン作品もコンプしたいし。
こんな映画を親子二代でシコシコ完成させた事が感動。商売する気無さ過ぎ。
massa

massaの感想・評価

5.0
画面の中の散らかり方が凄まじい。
汚物で高密度に満たされた混沌が3時間持続する。
至近距離で撮られた役者の顔。
今まで見たどんな映画にも似ていない。
最高。
川本凌

川本凌の感想・評価

3.5
177分、一応ほとんどの時間観ていたはずだけど、あまりにも画面から伝わるエネルギーが大きすぎたからか、自分が何を観ているんだかさっぱり分からなくなってしまうことがあった。
この映画、地球で撮ったのか疑問に思う。本当にこういう惑星が宇宙のどこかにあって、そこで生きる者、動く物、煙、光、雨、泥、血、汚物、あらゆるものを縦横無尽に撮ったのではないか。それほどまでの密度と実在感があった。
映し出された映像がいわゆる一般的な映画の第三者的な映像なのか、人物の主観としての映像なのか、それともドキュメンタリー的な、そこにカメラがあるということを前提とした映像なのか、その境界もよく分からなくなってくる。
「神よ、いるなら俺を止めてくれ」本当に魅力的な台詞。
Uknow

Uknowの感想・評価

4.5
神はつらい

_
ところで 聞きたい
仲間にを土地与えても
奴隷のいない土地など誰が喜ぶ
そんな土地を誰が欲しがる
奴隷無しだ
結局は新しい奴隷が現れる
新しい処刑台も
新しい抑圧者もだ
全部 繰り返される
新しいアラタも現れる
だが神は無力なまま
滅入る

無力な者は
力なく腕を垂れ
タコの心臓の場所も
心臓の有無も知らず

_
混沌と無秩序、雑踏の響き、未開の汚さ。
全てが薄汚い。
 汚濁に清浄な水を一滴垂らしたとて大した変化は見られない。水を浄化するには一滴一滴土を浸透して濾していかなければならない。混沌の中にありて己だけが清浄であり崇高であろうとすることは恐ろしいほど成し難いものだ。

・鎧の肩口に載っている竜っぽい飾りがなんだかお間抜けさ満載でとったほうがいいんじゃないかと思ったり
・お尻プリプリ
・いろんなタイミングで志村後ろーってなる
・KOE-DAME
・甲冑とボウガン
・ソプラノサックス

_
確実にその場所が存在しているかのような世界観作り。
群衆に混ざっていく視点、思わぬほど近い距離から向けられる視線。
映画というより何だかタイムスリップでもして混沌の中に身を置いているかのような現実と非現実の間。

合間合間で演奏されるサックスの音がいい。サックス弾けるようになってみたいなあと思い続けて早数年。
>|