隕石に付着していた未知の生命体によって、殺人マシーンと化したブルドーザーと作業員のオッサン達の対決を描く。殺人ブルドーザーと言っても速度は徒歩と同じぐらいで怖くないし、運転音がデカいのでどこから襲ってくるか分からないという緊張感も皆無笑。そんなブルドーザーに殺されるオッサンたちは、自ら下敷きになりに行っているように見える。
しかしこの全編にわたって漂う、ゆるいムードは捨てがたい魅力がある。『特攻大作戦』のクリント・ウォーカー、『マッドボンバー』のネヴィル・ブラントなどキャストも激渋で素晴らしい。人生に疲れた時に酒でも飲みながら観たい1本。