観てるうちに胃が痛くなって、観終わって帰る時も全身の震えが止まらなかった。
震災関連ではないが、同じような嫌な夢を観たり誰かに辛いことを伝えて良いのかわからないなど、自分が持つネガティブなものと被る部分もあり、だいぶ映画の中に入り込んでいた気がした。
何度も繰り返される決して幸せではない夢、夢の中で突発的に起こる死を連想させるもの、時間が経つにつれてじんわりと恐怖に包まれていく感覚だった。
一方で、山田キヌヲさん演じる心理学教師の言葉から、自分が苦しんでいる問題解決の糸口を見つけることもできて、救われた気もする。
苦しみも救いもある感情かき乱しの映画で、まだ整理がついてないが、観れて良かった。
「永遠のかたらい」を少し思い出した。