ぱたぱた

SHARINGのぱたぱたのネタバレレビュー・内容・結末

SHARING(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

どどどアップが多くて、お肌をじーっと見てしまう瞬間が多かった。
ひたすらに惑う感じで、あれ、これが夢ということは…?うん?この映画における正規ルート(?)はどれだ…?って混乱してみてたけど、途中でそういうことでもないか、と思いながらみた。
3.11の後にいつ死んでもおかしくないんやなってヒリヒリしていたのを思い出す。思い出しながら、みた人がそれぞれに自分の経験に照らし合わせて色々思い出すのかなと思った。
胸にぐさりだったのは、キリストについて黒板にチョークで書いてあるシーンで(キリストは私たちの罪によって死んだのではなく彼自身の罪によって死んだという内容の)、3.11で死んだ彼らのことをキリストとし、罪は死ななかった私たちの罪として読み取るのかなと思った。なんとなく、自分じゃなくてよかったというほっと感とか、それに対する罪悪感、言い訳がああいう言葉として現れたのかなと思った。最初のわたしなんかじゃなくてなんであんな大勢の人が死んだのか、という女の子の嘆きともリンクした感じ。
あとゴムの手への反応のシーンが最初の方にあるのは、夢と現実、というかパラレルワールドの相互関係みたいなものを指し示しているのかなとか思った。
爆弾の男の子と屋上の女の子、特に女の子の方はちょっとあんまりわからなかった(きよしか…?誰かの幼少期か…?と思ったけど)。最後の思い出のもんじゅが爆発するのもちょっとうーん?ってなったけど、タイムマシンという名がついてるのは、夢で時が巻き戻ったのか、ってドキドキする内容とかに合ってる感じもする。
できればもっかいみてよく咀嚼したい。

あと、関係ないけど後者をぐるぐる回ったり、夢を見たり、前世的な何かか?!と思わせる感じ、輪廻っぽい〜(絶対関係ないと思うけど)と思った
ぱたぱた

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