(1/18)MCUで最初に観たが、結局最初から観始めて2回目。
過去は消えるわけではない、、、トニーは過去の言動からいまいち彼の今作での良き振る舞いを理解してもらえない。そして、バッキーの過去に激怒する。スティーブは友人を守るために反旗を翻す。当然だ、バッキーの味方をできるのは彼しかいないのだから。男気だし、信念がある。だから理解される。ただトニーもまた、スティーブたち友人、アベンジャーズを守ろうとしていたのだ。何度も、和解を持ちかけたトニーが聞き入れてもらえないことは、バッキーの説明をスティーブが聞き入れてもらえないのと同じである。民間人を巻き込んだことを責められ酷く後悔し、柄にもなく口数少なく、ピーターに帰るように言うトニー。犠牲もやむ無しと、大事な人を守るために民間人を巻き込んでしまうスティーブ。協定の賛同に含まれたトニーのエゴは、大事な人を守るためのエゴであり、二人の譲れないものが利害の不一致を生んだ。ナターシャはよく見ている。ヴィジョンは真っ当すぎる。サムはいいやつ、クリントはスティーブと同じ熱男。今作で"まっとうな"ことができた陛下とピーターは、アベンジャーズにおいて背負っているものがあまりに少ない。
