正義の敵はまた別の正義だ。みたいな、そんな感じの話。
それぞれの信じる物を貫いて曲げられないからこそ衝突してしまう、ただ心の底で願うことは共通している。熱い。
がしかし、ヒーロー同士のドンパチはかっこいいのだが、ほんとにかっこいいのだが。
役者さん、やっぱ凄いんだ。
迷いがちゃんと見えるんだ。ヒーローVSヒーローがきちんとそういう葛藤の中で成り立ってることこそが肝なんだと思うし、派手なCGアクション超大作にそういう、ならではのドラマを盛り込んで二時間超の作品を中だるみさせることなく見せる、これがとんでもないことなのはわかってる。
続編に繋げるためなのかもしれないけれど、
作品単体で観るにはどちらの言い分も納得し得るものであったが故に、こちらとしてはなかなかに不完全燃焼というか、もやもやが残ってしまった感が拭えない。
ほんと、面白かったんだけども！！
だとすれば、はやく続きをみせてくれ！！
あ。
ブラック・ウィドウとブラックパンサーの戦い方が好きすぎ。よき。
