ANAKINりょーま

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのANAKINりょーまのレビュー・感想・評価

4.5
なんで投稿するの忘れてたんだろう…

この話はマーベル作品の中で個人的にはぶっちぎりで好きな話。

某日本の東映ヒーローにありがちなヒーローVSヒーローみたいなクソあくびの出る展開ではなく 題名の通り本当に内戦。

私はアイアンマン側の主張もキャップの主張もよくわかる!!でも、私はアイアンマン側の主張に激しく感情移入してしまった…
例え ヒドラに操られていたとしてもやってしまった残酷すぎる事実は決して変わる事はない。もし、自分の親が無残に殴り殺されてしまったら…それがもし友達の親友だとしても意味がわからない。操られてたから仕方ない、今は改心してるんだと言われても快く許すわけがない。それが別れ際に喧嘩しちゃった事を今までずっと心の中で悔いでいたなら尚更。きっと誰もがスタークと同じ気持ちになると思う。それは説得では無理な問題。落ち着けと言われて落ち着くような話ではない。
そう、これはアイアンマンvsキャプテンアメリカではなく 一人の人間として、スタークとして見ていた。
キャップもこの事実を伝えるタイミングは分からなかったのもわかる。

ソコビア協定はほかのヒーローにとっての課題。一番の課題はこの過去の過ちについて。

バトルシーンも、キャラの引き立て方も、ストーリーも全てにおいて100点満点だとおれは思う。

この話は何回も何回も見てしまうほど好き。

ヘルムート・ジモは新しいタイプのヴィランで前作のウルトロン戦にて家族を失い、復讐に駆り立てられるのでこっちの意見も本当にわかる。自分ではアイアンマン筆頭に勝てない。なら内部分裂をという選択にはあっぱれ。
ただ、復讐は毒のようなもの。これはスパイダーマン3の大きなテーマにもなっていたけどまさに今回の件がいえる。。

が、家族を奪われたり殺されたりしたら誰もが皆 ジモやスタークのようになるのではないか。。

究極の神作!
ANAKINりょーま

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