(ブラックライヴズマターなどの) 時流に乗ったアメコミ映画として些か過大評価された感のある作品。この程度の出来でアカデミー作品賞ノミネートは明らかに大袈裟。
主演俳優がワイルドで男臭く如何にも「黒人色」を出している点がブラックムービー的で、そこが高評価に繋がったのだと思う。最初から最後まで超ご都合主義的なストーリー展開なので所詮はアメコミ映画…という枠を出ないのが惜しい。🤷♂️
まあ部分的に楽しなくもないけど。それこそスパイク・リーやヒューズ兄弟辺りが撮ればもっと独創的なアクション映画になったかも知れないのに。全編「黒人！黒人！」という主義主張を押し付けられている雰囲気があり鬱陶しい作品。
何だかイマドキの中国映画や韓国映画、或いはK-POPなんかと同等のマーケティング戦略みたいになってるゾ！。最近のアカデミー賞を獲る作品の傾向性が窺えた意味では興味深かったが、正直言って完成度は『グリーン・ブック』と雲泥の差である。😓
