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ブラックパンサーのP銀のレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
4.6
現在のVFX、才能、撮影技術をもってして、ようやく実写化が可能となった。そして黒人問題に対するフィクションとしての立ち位置を明確にしたのがこの映画の優れた点だと思う。

アフリカ大陸に隠されたテクノロジー大国は、その存在をカモフラージュする事で生き延びてきたが、同時に黒人の不遇を嘆く者たちの不満も少なくはない。
しかし、同胞を救うためヨーロッパの国々に立ち向かえば、邪悪な侵略者たちとの長い消耗戦に突入する事は間違いない。あくまでアフリカの一国であるワカンダは国民を守るため、技術を隠し鎖国する道を選択する。
どちらを選んでも守れるものと守れないものが存在する。
だがティ・チャラは新時代の国王として、新たな選択を未来に示す。

ワカンダテクノロジーとトニー・スタークとの科学者絡みなど見てみたいが、とりあえずインフィニティウォーなんだよなぁ。

ちょっと文句。
ピョンピョン飛ぶアクションが多いんだけど、重力や慣性、要するに重みが弱い気がする。CGのせいかワイヤーのせいか分からんけど、改善されないものか。

個人的にマント付けてる方がかっこいいと思う。バットマンっぽい?
いいじゃないの!
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