いなぷっと

ブラックパンサーのいなぷっとのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
3.8
・きっかけ
1度も鑑賞したことなかったため。

・内容
あのキャプテンアメリカの盾の素材にもなっているヴィブラニウムが産出できる唯一の星がある。その名はワカンダ。ワカンダは未来都市として、ヴィブラニウムをはじめとした多くの資源を持ちながらも、地球との関わりはほとんどなかった。
そんなワカンダで永年王の座に君臨していたティ・チャカが、シビルウォーの紛争により亡くなった。これを機に息子のティ・チャラが王を継ぐことに。
しかし、とある理由でティ・チャラに復讐心を抱く者が影を潜めていた。

・感想
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの後ということもあり、かなりシリアスな内容に思えた。主人公の葛藤、キルモンガーの父親への想い、力を持つ者の様々な苦悩が伺えた。
今回のテーマは、誰のために戦うのか。王国という舞台は、ソーでお馴染みのアスガルドを彷彿させられた。ワカンダの人々は5つの部族に分かれていながらも、全てこのワカンダという国のために忠誠心持って活動していた。そのため、内紛が最後の最後までなかったのが、アスガルドとの違いだろう。ワカンダフォーエバーが合言葉なのは、国への想いを皆が持っていたからだと思う。
賢者は橋をかけ、愚者は壁を作る。協力なくして成功はないと、ティ・チャラが教えてくれた。
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