ももさく

キャプテン・マーベルのももさくのネタバレレビュー・内容・結末

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

MCUシリーズ、アイアンマンに続きキャプテン・マーベル。今秋マーベルズ上映、それにより劇場で予告を見てミズマーベルを見つつ、こちらも履修。

アイアンマンもそうだけど、自分が(正しいと思って)行っていたことが誰かを迫害することに繋がっていた、という揺らぎを与えるのがすごく好きだな~。これは映画の主人公に限らず、常に必要な視点だと思う。正義の反対には別の正義がある、という考えにも通じると思う。

キャロルの子ども時代で、「お前は女なんだから無理だ」と言われ続けていた描写が、自分自身の小さい頃に女だからって兄たちと区別されたり女だからこれはするなとやりたいことを拒否されていたことを思い出したし、それに抗い続けていた彼女の描写は、上記のことからコンプレックスを持っていた自分を救ってくれた気がする。女の子だってヒーローになれるもんな!

グースちゃんとア〜ヨチヨチ!してるフューリーさんウケる(しかも眼帯つける羽目になっていてかわいそう)。そしてコアはウンチじゃなくてゲロで出てきた演じた猫ちゃんいるにしてもどうやって撮ってるんだろう~ゲロ描写リアルすぎる!

マベ作品は毎回のようにキーパーソン的な子どもが出てくるのすごく良い。何にも縛られない真理を突いてくることとか言ってくれる。今作はキャロルの親友の子ども(親友に対して、私のことはいいから誰もやったことない任務を遂行してきてよ!と)。キーパーソンというか、話の筋にめちゃくちゃ響くことをする訳ではないけど、真理だわ…となる言動があることが多いというか…。
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