ちどり

キャプテン・マーベルのちどりのネタバレレビュー・内容・結末

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

始まる前からマーベルロゴ出て3秒で泣いてしまったんだが?
ありがとうスタン・リー、本編でもニコニコ笑顔が見れてよかった。

序盤から宇宙用語全開で(わたしがファンタジー用語を覚えるのが苦手なこともあり)地球に場面が移るまで若干展開に追いつけてなかったんだけど、地球に来てから尻上がりにドンドン面白くなったね!
もう用語覚えたから2回目はきっと前半から面白いはず。

キャロルが自分が何者かを知って枷を外して自由になる物語なんだけど、覚醒してすぐの戦闘シーンですごく明るいクラブミュージックが流れて、それが本来の彼女らしさを表しててすごく良かったな。
感情を押し殺したりせずに、バーで歌ってはしゃいで、ユーモアを交えて無邪気に笑う、勇気あるかっこいい彼女が本当の彼女なんだ。
キャプテン・マーベルというロゴが最後の最後に出るのも「これがわたし」と言っているようでテンション上がったな。

それとま〜〜〜〜フューリーがはちゃめちゃに可愛かったんですがなんだったんだあれは?我々は何を見せられていたんだ……
予告でネコちゃんに赤ちゃん言葉使ってるところ見たときも、「え〜〜何そのギャップ……」って思ってたらそのシーンだけじゃなく割と終始ギャップ萌えで攻めてきてて、待って待って〜〜!!って感じだった。めちゃくちゃ好感度上がったよ……。
あんなハードボイルドな雰囲気出しときながら、あの眼帯凶悪なネコちゃんに引っかかれた傷なんでしょ?この話アベンジャーズメンバーにバラしたら一生酒の肴にされるよ。

フューリーは「ヒーロー」というものをこの目で見たことがなく(時代的に初めて存在したヒーローはキャプテンアメリカの方が先だけど)フューリーが初めて出会ってその存在を認めたヒーローが「キャプテンマーベル」なことがめっちゃ胸熱だった……アベンジャーズを結成するにあたっての理想のヒーロー像がキャロルだったわけでしょう?
それを踏まえると今までどんなことがあっても使わなかったあのポケベルを、エンドゲームのあの瞬間に使ったのがキャロルへの信頼を表してて更にまた胸熱……

ヨン・ロッグ、割と序盤からこの人悪役に回らないかな〜そうしたら面白いのにな〜〜って思ってたら期待通りになって心の中で拍手喝采だった!
しかもラストのやられ方が微妙に小悪党ぽいというか、それっぽい言葉並べてフォトンブラストを使わないように言いくるめようとしてたところ、小物っぽくてめっちゃ最高でしたね!
あのハイパー顔がいいジュード・ロウを小物悪役に置くセンスたまんないなあ。

あと新人コールソンくんも出番結構あってうれしかったです。フューリーとの関係性もめっちゃ好きだ〜〜「まだ入って間もないから俺のことを嫌ってない」っていうの最高。これから長い付き合いになるよ。

ポストクレジット、エンドゲーム絡みだと思ってて案の定だったけど、めちゃくちゃ話の真っ最中だったね!?
フューリーが残したポケベルを、初期メンバーたちが最後の救いの綱として必死になって調べてること、それがそのままフューリーへの信頼に繋がってるように感じて嬉しかったです。
フューリーは胡散臭いし嘘も隠し事も多いし信用できないけど、世界を救うというただ一点にかける情熱だけはみんな信頼してるでしょう。そんなフューリーが死の間際に唯一連絡を取ろうとした相手、そりゃ必死になって調べるよね……現れたキャロルの髪が崩れてるのもフューリーと地球のために急いで来たのが感じられてジーンときた。この2人の友情好きです。

はあ〜〜エンドゲームが楽しみ!!
ちどり

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