DAN

アベンジャーズ/エンドゲームのDANのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

インフィニティウォーの絶望から一年待った。振り返れば、この一年は人生で最も長い一年だったようにも思える。結果としては大満足。リアルタイムで追いかけてきたからこその興奮と熱。劇場では瞬きすらも嫌になったほどだった。トイレにいくことを避けるため起きてから極力飲まないように徹したし、ポップコーンなんて必要もなかった。今までに同じ映画を観に行くなんてことはなかったのに、5回も観に行くことになったのはルッソ兄弟の描くマーベル の息づかいが耳元で感じ取れるほどの没入と展開を見せてくれたからだった。好きなヒーローが消えていなくなったまま喪失感を一年引きずった。そして一年ぶりにヒーロー達が復活し、次々と最終決戦の地へ駆けつける。そんなシーンでおいおいと泣いてしまった自分に驚いた。マーベルを知らない人は損をしている、なんて言わない。ただマーベル を知っている自分は見ていない人より得をしているのは間違いない。今もあの時を存命に思い出せる。インフィニティサーガの締めくくりにふさわしい一本。必観の一本。
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