ささみ

アベンジャーズ/エンドゲームのささみのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

すごくいい!!!
上映開始日に見たため、上映後は拍手喝采。スターウォーズ以来だこんなの…。3時間あっという間だった。
リアルタイムで追ってるMCUファンも満足な脚本だったんじゃないでしょうか。それくらいストーリーも絵もよかったです。



たぶんまた観に行くけど備忘録で書きます。


前作がとても大きく終わってしまったのでどういった形での回収になるのかとってもドキドキしながら観ました。


冒頭からゆるやかなイントロで始まりうっかり感じ入ってしまう。
早速キャプテン・マーベルがそのチートっぷりを発揮してトニーとネビュラが帰還。
からの序盤であっさりとサノスが殺されてしまって「!?」。そこから5年後を舞台としたのにもいろいろ意味があることが徐々にわかってくる。

特にトニー・スタークについては5年前以上に「守るべきもの」ができたことで、戦いに対しての葛藤が描かれていたのもよかった。3000回愛してる、は名セリフ。


そして直前作だったアントマンの終わりが本当に大事になってくる。量子世界の5時間は現実の5年、の理論がどう過去に戻るのか、過去の1時間がこっちの5秒なのかはよくわからなかったけど(笑)情報が多すぎて考えられなかったのでその辺は後で考えたい。


タイム泥棒の結果、初代アベンジーズのカットが挿入されるのも感慨深い。未来を知ってるアベンジーズの面々だからこそできる(特にキャップ)切り抜け方でストーンを手にしていく過程は振り返りつつテンポもよく見れた。ロキどこいった。導師ホント清い。。。


1970年でのスターク親子の対面はやはり5年後で家族がいるトニーでしかできない会話だった。衝動に駆られて任務を投げ出さなかったキャップは立派。ここのシーンに限らずだけどちょいちょいギャグ挟んでくるのはずるい。


最後の戦闘シーンは圧巻!!!王が登場したときの始まる感。ストレンジ、直接的な戦闘シーンでの活躍はなかったけど、指パッチンで復活して瞬時に状況を理解して各地から仲間を集めてきてくれたんだなと思うと涙。願わくばかっこいいソーが見たかった。

ホークアイ→ブラックパンサー→スパイダーマン→キャプテンマーベルと続くアーマーのリレーは感動的。ピーターのシーンよかったね。ピーターの周りに女性キャストが集まって「守る」って言っていたのはかなり時代を反映していたなあ。わかりやすすぎてちょっと気になったけど、かっこよかったので許す。一方であの時アーマーを持ってるのがピーターじゃなかったら、「男(主人公)に仕える女性キャスト」って感じの見え方になっていただろうから、あの構図だからこそ成り立っているんだと思う。考えられた演出です。そしてキャプテンマーベルのチートぶりはホントずるい。サノスの宇宙船もぶち抜くんだ。。。

トニーのシーンでは劇場で超嗚咽して泣いている人がおり、いまいち感傷に浸れないまま葬儀を迎えてしまった。チーズバーガーのくだりもよかったね。オールキャストがきれいに揃うのは本当に最初で最後。


今までの全部見てたわけじゃないので自信ないけどエンドクレジットにはダウニーの運転手、とかかなり細かいところまで入ってました。スタッフもかなり載せたんだろうな、と思って温かい気持ちに。
毎回楽しみにしてたエンドクレジット後の予告、今回ないだろうなって思ってたけど、やっぱりなくて、ああ本当に終わったんだなと思って寂しくなりました。
MCUの歴は短いけど、本当よかったです。ありがとうございました。
ささみ

ささみ