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アベンジャーズ/エンドゲームのにににのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この10年間積み重ねたものに区切りをつけるという、未だかつてトライされたことのないストーリーをまとめ上げただけで脱帽
ファンのために作られた究極のファンムービーに仕上がっている
特に初代アベンジャーズへの愛が溢れていた

しかし、この映画は3時間をこれまでの清算に費やすもので単体として優れているわけでないのは注意が必要
良い点を挙げるとキリがないので特に悪かったor気になった点を挙げる
・キャプテンマーベルってストーリー上そんなに必要ではなかったのでは?アントマンと比べると必然性が無かったように思う。ヴィジョンと同じく持て余してる感が否めない
・前作であれほどサノスという深みのあるヴィランを描いていたにも関わらず、今作はその深みが失われていた。
・今作のヒーロー達は前作でサノスが提示した「このままの生命体の数では宇宙の均衡が崩れてしまう」という問題に対して解決策のないまま、失われた人々を復活させている。サノスとのまともな対話もないまま一方的にサノス陣営を滅ぼすのは違和感があった
・トニーとキャップの和解を言葉以外の行動で示して欲しかった。ストーンの回収シーンも個別に行動しているし共闘シーンでお互いをカバーし合うような戦い方はなかった
・5年も経ってピーター達のスクールライフはどうなっているのか。まさか主要なクラスメイト全員が消滅していたわけではないよね?ファーフロムホームで納得いく回答待ち

悪かった点も細かいところまであげるとキリがないのでこの辺で
何はともあれ10年間ありがとうございました