NuSuke

アベンジャーズ/エンドゲームのNuSukeのレビュー・感想・評価

5.0
MCUが第1作目の『アイアンマン』から11年と21作品プラスアルファの間に積み上げてきたものをこれでもかとファンに対してぶっ込んできた最高にして、映画史に残る伝説と言っても過言ではない1作になったのではないだろうか。
そんなファンサービスマシマシの本作をリアルタイムに劇場で鑑賞出来る我々はどれだけ恵まれていて、幸せなのだろうか。
「キャップがムジョルニアを持ち上げる姿を観たいなぁ」とか「キャップが『アベンジャーズ・アッセンブル』って言ってるところ観たいなぁ」だとか、「MCUのヒーロー達が一堂に会するシーン早よ」などと我々がMCUに求めていたものを我々の想像するレベルを遥かに超えるクオリティだけど、ド直球でぶつけてくるのがすごかった。
それを観せられる度にザワついたり、涙を流した。

この映画を観て強く感じたのは、コミックへの回帰とトニーとキャップの変化である。
まず、コミックへの回帰に関して。
MCUは当然の事ながら、マーベルコミックスをベースに制作されたもので、制作者達の気遣いでコミックをオマージュしたシーンは多々あったが、それはあくまでも"オマージュ"なのである。
しかし、本作でのほぼ全ヒーローが集結するシーンでは、あの絵面は完全にコミックのそれなのである。
コミックから映画へなり、それが今回コミック的な絵面へと回帰した。
こう考えたら、なんかエモない?
次はトニーとキャップの変化である。
自分の為なトニーと世界の為なら自己犠牲も厭わないキャップがMCUが始まった時点での彼らの考え方なのだが、いくつもの共闘や対立を繰り返して積み上げていった中で、そのゴールが本作であり、トニーは自己犠牲で世界を救い、キャップは自分の為に愛するペギーと暮らす為にキャプテンアメリカを勝手に辞めると、スタートは逆の立ち位置になっているのである。

最後に俺の推しであるキャプテンマーベルの登場シーンは少なかったけど、2回目の登場シーン以降に見せた姿がクッソカッコいいし、最終決戦の時に最高にカッコいいタイミングで魅せてくれたし、普通に強かった。
もう大好き💕抱いて笑

他の事も色々と書きたいけども、頭の整理が追いつかないし、語彙力の大半が吹き飛んじまったんで、ここまで!
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