ミギ

アベンジャーズ/エンドゲームのミギのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます


伝説の終焉

長きに渡るアベンジャーズシリーズのついに完結。最初に言います。圧巻でした。

「何を書いてもネタバレになってしまう」という意味がよく分かる!まさかタイムトラベルで過去に戻るなんて!そりゃあ何を言ってもネタバレになってしまうわ!と皆様のレビューに納得しました。

ハルクが腕を犠牲に指を鳴らして戻った仲間たちと最後の決戦。鳥肌もんでした。
インフィニティウォー内であったワカンダでの戦闘シーンは、「目的であるサノスの不在」「アベンジャーズメンバーが揃っていない状態」そして「インフィニティストーンが5個揃ってる状態のほぼ無敵サノス」での戦いだったのでなんとなく不完全燃焼でしたが、今回の戦い(どこでだっけ?)は凄まじかった!!!

アベンジャーズ全員集合、そして野望メラメラ若かりし頃の(?)サノス登場。
これぞまさに頂上決戦。感動というか、もう圧巻で、ただスクリーンを見ながら涙がボロボロ止まりませんでした。
かっこよすぎて涙が止まらない。こんな経験めったにないぞ!?

個人的に一番好きなキャロル(キャプテンマーベル)が本当にもう強くて強くて、笑いがこみあげてくるほど(笑)インフィニティーウォーであんなにアイアンマン達がボコボコにされたのに、もしかして彼女一人でサノス倒せるんじゃない?と思ってしまうほどの優勢な勝負が素晴らしかった!!

そしてこれぞ最大のオチなのですが、トニー、あんた…となりました。見た人みんな思ったはずですが、タイムトラベルをするか・しないかの時にトニーがキャップに言った言葉。
「消えた人々を取り戻すこと、そして私の今の生活を何一つ変えないこと」(うろ覚え)
サノスの指パッチンで変わってしまった世界で奇跡的に家族を誰一人失わずに済んだトニーが…結局、トニーが…

トニーはタイムトラベルを実行することを決める前にピーターとの写真を見ていました。アベンジャーズ内でも、そして個人的にも仲がよかったトニーとピーター、ロバートとトム。トニーがサノスを指パッチンで消した直後、ピーターがトニーに声をかけるシーンは本当に本当に悲しくて苦しくて嗚咽が出まくりました。私はアイアンマンとスパイダーマンの関係性が一番好きでした。だからこのシーンは本当に涙がとめどなく…。

「僕達勝ったんだよ、目を開けて、スタークさん、スタークさん…トニー…」

一番恵まれた環境だったトニーが、仲間のために、世界のために犠牲になってしまった。辛すぎる結末でしたがこれぞ「ヒーロー」だと言わざるを得ませんでした。

エンドゲームはアベンジャーズファンの方々にかなり厳しい賛否両論をされているそうですが、私はこの結末以外あったのかな?と思います。(個人的にです!)
もちろんトニーが生きてて欲しかったけれど、トニーとキャップ、二大巨頭が引退し、これからまた…という新しいスタートになるのではないでしょうか?

トニーは天国で、キャップは普通の「人間」として、人々を愛した彼らが愛に溢れて安らかに過ごしてくれていると心から嬉しい。

だいぶ長くなってしまった。
そんな熱を持たずにはいられない。細かく細かく書きたいけれど、他の方々のレビューがまさにその通りなのでゆっくり読みながら余韻に浸ろうと思います。

ありがとうアベンジャーズ
3000回の愛してるを彼らに。
ミギ

ミギ