歴史的シリーズ完結編。
もはやスターウォーズもロード・オブ・ザ・リングも超えたと思う。
感慨深さと衝撃で感無量。
誰も見たことがなくて、誰も達成したことのない領域を魅せてくれた。これをリアルタイムで観た幸せが凄い。５回くらい拍手したくなる瞬間があった。
あらゆる現実の社会問題を子ども達に分かりやすく教え、一体どんな人間がヒーローなのか、それをずっと唱えてきたシリーズ。
英雄の出現についての考察、それは時代が求めたこと。本当に大切なことを見極められる人々の物語。でもヒーローも、間違い、迷い、傷つき、悩み、普通の人々の姿と変わらなかった。
特殊能力を持っていても、凄い兵器を持っていても変わらない。平穏を望み、大切な人との時間を大事にしたい、普通の人間だ。
だけど誰かが傷つき、泣いている時に絶対に見捨てない。どんなに叩きのめされても立ち上がる奴等がいる。自分を犠牲にしてまでも世界を救おうとする者がいる。決して諦めない魂を子ども達に示すこと。
製作者も出演者も同じ夢を見なければ、やり遂げられないことだ。
しかし、サノスが示した人口増加と環境問題については解決策は見出だせていない。答えの出ない問題なのだろうか。そして今、世界は分断の危機を迎えているのかもしれない。人の心はバラバラになったようにも見える。
だけどアベンジャーズを観て育った子ども達がいる。立ち上がった時に人は誰でもヒーローになり、アベンジャーズに入れる。
そう信じさせてくれる。
ただ、それを伝えるためにやってきたシリーズ。
そして、いつかまた新しいアベンジャーズの姿を見られることを楽しみにしてます。
3000回、愛してます。
いつまでも。
