おきみやげ

アベンジャーズ/エンドゲームのおきみやげのレビュー・感想・評価

5.0
MCUの集大成(実はMCUはハルクとソーの二作目は未視聴で行ったのだが……)。
MCU10年間がインフィニティ・ウォーとエンドゲームの前振りと評するに値する傑作。10年間で展開したキャラクターや設定の基、3時間かけて織りなされる最終章。物語のキーになる部分で「それするのか」という部分はあるものの、世界観を破綻させてはいないし、むしろファンサービスにもなっているので『玉にキズ』ではないと思っている。
むしろ『物語』として、よくこんなにも素晴らしいエンタメを提供してくれたものだ、という思いの方が圧倒的に強い。例え世の批評家が何かをグチグチ言っても僕には届くまい。誰が何と言おうとあれは傑作エンタメなのだ。
ただ、他の人のレビューを見てわかる通り、この映画はMCU20作が必修である(幾つかの微妙作も観なければいけないのは減点…?)。だがさもなければ数々のシーンの感動っぷりが大きく違う。自分は劇場で4回も泣いた。