ずっち

アベンジャーズ/エンドゲームのずっちのレビュー・感想・評価

5.0
アベンジャーズ、3000回愛してる

まず、これだけのキャラクター、これだけのスケールの話を最高の形でまとめてくれただけで素晴らしい。間違いなく私の人生の中で大事な映画になりました。

ここからは少し回想を

私はナターシャの大ファンだったので、ソウルストーンの犠牲にクリントと戦うシーン、ナターシャが死んでしまうシーンには涙が止まりませんでした。ナターシャは最後までかっこいい女性でした。

そしてサノスとの戦闘シーン。
塵になってしまったメンバーが到着するところ。サムからキャプテンへの通信「左から失礼」
これには鳥肌が立ちました。
そしてその直後のキャプテンの一言。

”アベンジャーズ、アッセンブル”

シビれました。これまでのマーベル作品をキャプテンがこの一言でまとめ上げた。やはりキャプテンはロジャースしかいないと思いましたね。
(戦闘シーンで言うと、トニーとピーターの再開にも涙が止まりませんでした。トニーからハグしてくれたところがファンの心をくすぐりますね。)

そしてついにきてしまった。
トニーの死。
映画中盤でトニーは父親と会っていますが、その中でトニーの父はこう言います。「大義のために個人の幸せを犠牲にする必要はない(家族のための幸せを望んでいいんだ、とトニーを肯定している)」と言っています。そしてトニーは、「この国のために尽くしてくれてありがとう(父の生き方を肯定している)」と父に言います。
大義のために自らの人生を捧げる。そうならないように育てられたトニー・スタークが、自らの石で父と同じ道を選んだ。この瞬間にトニー・スタークはアイアンマンとして父の意思を超えたのだと思う。

ありがとう、アイアンマン。ありがとう、トニー・スターク。
ずっち

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