とーむ

プリデスティネーションのとーむのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
3.7
TENET感があるとのことで、ハードル高かった状態からの視聴なので、ちょっと上げ下げがありこの点数に。

正直、展開が読めてしまったのが、展開を読む能力の成長を感じるとともに、ちょっと悲しくもあり。

この類の話は、実際にタイムトラベルをしはじめてからが、見どころだと捉えているのですが、ジェーンの,過去の話が物語の半分近くを占めていたのな、長かったかな。。
ここの話が肝であり、伏線をたくさん貼ってるだろうなというのもわかりやすかった。
子供を連れ去った人が、バーテンダーと背格好が似ているけど、犯人が分かってない、ジェーンが性転換をした
というところで、犯人はジェーンなのかな、と思っていたら、そのままだったのは少し残念ではありました。

また、爆弾魔を始末する時に、タイムトラベルで行った先が、過去自分が大怪我を負った場所っていうのは、タイムトラベルした直後にわかりそうな気も、、、

個人的にそうだったら熱いなっていう仮説が、総司令官のロバートソンも実はタイムパラドックス軸の確立した世界線の主人公という説。
顔がかなり似ているというのと、時間がいくら飛んでも顔がほとんど老けてないこと、またジェーンがジョンになるきっかけを与えたことと、最後の爆弾魔が、爆発させなかったことで起きた世界線の事故などを知ってたこと。

ジェーンがジョンになるきっかけについては、
たかが暴力沙汰でスペースコープをクビになったこと。
自分としては,これが全てのきっかけだと考えています。
そもそも、ロバートソンはタイムトラベルができるということは、最初から全部知っているわけで、出ないとこんな面倒くさい手順を踏む必要もないし。

爆弾しなかった場合の記事って、爆弾魔がいない世界線を一度経験してないと、わからないことだと思ってて、とゆうことは誰かが一度爆弾魔がいない世界を経験している、それを防ぐためにだれかタイムトラベラーを立てないといけない。
そうなった時に、白羽の矢が立ったのが、過去の自分なのかな、と。
ロバートソンの、爆弾魔に助けられて、うちも成長している、っていうのも違和感あったし。

あとは、卵が先か、鶏が先か、というワードで、ジョンが雄鶏が先か、って言った時に、ロバートソンという雄鶏が干渉したことでの、ジェーン→ジョン右側の爆弾魔
という流れなので、何も否定もしなかったというダブルミーニングなのかな、とかなんとか妄想したり。
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