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プリデスティネーションのMAeKeNのレビュー・感想・評価

プリデスティネーション(2014年製作の映画)
4.0
予告編を見て以来、期待していた作品だったのですが、いい意味で期待を裏切られました。

どこへ逃げても追いつめる時空警察官は過去に行き、バーで男装した人物(その時点で男ですが)と意味深な会話を繰り広げ、その人物の生い立ちから現在に至るまでの経緯を聞かされる。その男装した人物からの目線も、時空警察からの目線も、そのバーでのやり取りのシーンは、この映画のある時点から思い返してみるとこの後に待ち受ける真相を知らぬ者と知っている者のもどかしさを妙に見せられ強烈なインパクトがあった!途中までここのシーンが長く感じたのは、そう思わせるための伏線だったのかも。

男装した人物が、目の前にいる時空警察が実は○○だと気が付くところは観客含め、全ての人が驚きと興奮を覚えたのではないかと思います。

この映画の脚本が緻密に計算されていて、観終わった時には感服してしまいました。まだ、2015年になって4か月ですが、SF作品としては今年№1です!ちなみにですが、去年は、なんといっても「インターステラー」でした!「プリデスティネーション」のレビュー欄に他の作品のことを書いてしまいました。すみません... どうしてもいいたくて。

「プリデスティネーション」のBlu-ray、買っちゃうかもしれません!
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