部活ガールズ・ムービーというと、まず思い出すのは「櫻の園」。ついで「がんばっていきまっしょい」。それから「スウィングガールズ」、「リンダ リンダ リンダ」に「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」など。本作の少し前には「幕が上がる」を観ていた。
劇場公開が夏休み明けだったのは残念だったが、おかげで周りを気にせず観ていられた。劇場に行ったのは、石井杏奈と「風切羽～かざきりば～」の秋月三佳が出ていたからだが、配信で見直すと、小芝風花に小野花梨、上原実矩に松浦雅と、のちの注目株が揃っていた。モブで松本穂香も見つけた。
定番な展開なのだが、（本作までE-girls所属とは知らなかった）石井杏奈のナチュラルさが上手く引き出されていたし、ジミーズたちのコントラストも、青春映画というより「女子ーズ」寄りで、変に小賢しくない収め方にも好感が持てた。川村泰祐監督とは波長が合うと感じた。
ボーイズ・ムービーも嫌いじゃないが、ガールズ・ムービーの新作もまだまだ観たいよ。
