夜勤明けで鑑賞するには結構キツい映画だったけど、がんばって頭働かせて喰らいつきながら見た。
アメリカというキリスト教が根付いた国でこの作品がアカデミー作品賞を取るって凄い事だよね。
この作品は見た目よりも遥かにドス黒い闇を感じさせてくる。
ほとんど会話だけで構成されたドラマであり、記者たちの取材だけで構成されたドラマであった。
それゆえに普通のドラマ映画ならあるだろう悪側の描写が無く、奔走する記者たちを追うのみ。
記者たちの取材によって、大きな闇の実態が徐々に姿を現してくる。
コレはとても衝撃的で、恐怖を覚えた。
最後はホントにゾッとした…。
この作品が作品賞を取ったということや、エンドロールに至るまで、随所に気概を感じる映画だった