実話にもとづいた映画。昔ニュースで何となく聞いたことのある事件だったが、そのときの自分は全く関心を示さなかったのを覚えている。
趣味が映画鑑賞であるおかげで、本作で取り上げられている事件を知ることができてよかったが、世界の出来事に対する自分の無関心さにも気付いて、自身自身にガッカリした。この点については、登場人物達と恐ろしいほどに共感できた気がする。
映画としては面白くないかもしれないが、社会や人に関する沢山のことを教えてくれて、考えさせてくれた作品。
"我々はいつも暗闇の中を手探りで歩いている
そこに光が差して初めて間違った道だと解るんだ"