ウタ

スポットライト 世紀のスクープのウタのレビュー・感想・評価

3.6
教会ぐるみの神父の性的虐待隠蔽をスクープするという、実話。

そう、これは実話…。
物語や映画の中ではこのパターン多々用いられてきました。
修道院で、施設で、教師が、牧師が、警察官が…。

どうしても、「教会」がそこまで身近ではない日本においては、私達の認識ではその程度だったと思います。だけど蓋を開けてみて驚いた。その数の多さに。

「悪魔は善人のフリをしてやってくる」これはなんて的確な言葉なんだろう。

作品自体は淡々としています。
感情を抑え、真実のみを炙りだす新聞という性質を損なうことなく描いた良作だと思う。
ウタ

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