最後に被害の数と大量の都市がテロップに表示された瞬間、言葉を失ってしまった。
宗教心を持っていない私でもかなりの衝撃を受けているのに、当時のアメリカの人々にとってはもうショックなんて言葉では片付けられないような心境だっただろうな。
こんな有り得ないような事件が実際に何百件も起こり、しかも何人もの関係者が目を瞑っていたなんて到底許し難いし、社会の闇でしかない。
それを暴いた記者たちの姿には感動した。こんな難しい事件を地道に着実に進め、被害者のため、悪を倒すために、最後まで粘り続けたこのチームはすごい。
ラファロおいたんが激昂するシーンはとても見応えがあった。その通りだよな。私が彼であっても同じことを言ったと思う。
この映画に関して、アカデミー賞作品賞を獲った、ぐらいの知識しか無かったけど、観て良かったと思う。迷ってるなら観るべき。