●あらすじ
実話。2002年ボストン。
グローブ紙のスポットライト調査班は、教会による性的虐待事件の調査を開始する。
●感想
レイチェル•マクアダムスの映画はなぜか合わないものばかりだったけど、この作品は良かった。
アメリカで、より信頼されているカトリック教会。その信頼を利用して多くの子供を傷つけ、その真実を隠蔽していた罪は重い。
家庭崩壊しており、貧困である子供たちを狙う捕食者たち。彼らは肉体的虐待に加え、精神さえも傷つける。
傷つけられた子供たちが向かうのは麻薬による救いか、自殺。
あまりにも酷い。
てか司祭は独身であり、女性との性交を禁じられるというのはおかしいよね。そのせいでって感じがある。
調査班の加害者である神父の割り出し場面、生々しい内容を真実として被害者に聞かなければならない場面が印象的だった。
大きな力を持つ教会団体に立ち向かうジャーナリストの勇姿が素晴らしかった。