コマツ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のコマツのレビュー・感想・評価

4.0
ストーリー自体はシンプルなものだけど、キャラクター同士の友情や恋愛に加えて迫力あるバトルシーンなど、さまざまな要素が全編にわたって散りばめられているため、ラストシーンまで飽きることがない。
1926年のニューヨークとその裏にある魔法使いの世界、それぞれの映像と音楽が絶妙に組み合わさっていて、違和感を感じることなく引き込まれた。

魔法生物(クリーチャー)の造形も、「気持ち悪い・不気味」と「かわいい・かっこいい」の間にあるちょうどいいところでバランスがとれていたのではないかと感じた。
表情や仕草のひとつひとつが繊細で、見ているうちに愛着がわいてくる感じ。

前シリーズからのファンの方はもちろん、「ファンタジーは好きだけど、これまでのハリーポッターシリーズには乗りきれなかった」という人にこそ見てほしい、と思いました。

いろいろと書きましたが、世代を超えてわくわくしながら楽しめる映画だと思います!
コマツ

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