こまってぃ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のこまってぃのレビュー・感想・評価

3.4
この映画の見所は魔法界の生物にある。人間の想像力をフルに発揮した生物たちによく思いついたものだと感心させられる。
そして人間(マグル)の目線を我々と同じ目線にすることで、感情移入しやすくしている。ラストも気持ちいい終わり方だ。
しかしこの映画でダメなところがヒロインがパッとしないところ。むしろヒロインの妹の方がマリリンモンローみたいな美しさとエロさを出しており、負けてしまっている。ただ、本作の真の主人公は人間(マグル)なのだと考えると、この配役の正当性にしっくりくる。(詳しいことはネタバレになるため控えさせていただく)

これから見ていただく方は、人間(マグル)が主人公だと思って見てみると面白いかもしれない。