ひできゃぷ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のひできゃぷのレビュー・感想・評価

2.5
ハリー・ポッターシリーズは苦手でしてね。子供の頃に読んだり観たりしていたらハマった可能性大なんですが、如何せんひねくれた大人には相性が悪い作品がハリー・ポッターだったんですわ。そんな人間がじゃあファンタスティック・ビーストはどうだったかっていうと、”ハリー・ポッターよりは面白いが・・・やっぱり苦手”でした。
苦手ポイントを上げていくと、
・キャラクターに深さがない
・とってつけたような感動に持っていこうとする
・魔法のルールがよくわからない
・主人公の動機がよくわからない
・魔法生物の紹介をたくさんしたのに活かされない
・オチが役者頼り
・友情も愛情も軽い
・アクションがワンテンポで盛り上がらない
などなど。
素材はいいだけに本当に勿体無いと思いました。続編込みの制作で世界観の説明ばかりになってしまったのかもしれませんが、結果それすらも中途半端になってしまったように感じます。
とはいえ、子供が観る分にはワクワクする要素満載なので、ファンタジーへの入り口としてハリー・ポッター同様愛されていく作品になりそうだと感じましたよ。
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