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名探偵コナン 業火の向日葵のroramのレビュー・感想・評価

3.1
原題:名探偵コナン 業火の向日葵

鈴木財閥が国内トップレベルの規模だったこともさることながら、鈴木園子のポジションにびっくり。
会長の姪の高校生が秘書的な?他にいないのかっていう。(笑)
めちゃくちゃ場慣れしてるし、中学くらいからもうそういう訓練みたいなのしてたのか。

全体の構成的には、冒頭とラストに向けての超アクロバティックな盛り上がりがあり、中盤は通常回みたいな、「沈黙の15分」を彷彿とさせる展開でした。
まぁよくある展開だとは思いますが。

基本的にキッドがガッツリ関わる作品はどうしてもぬるくなる印象で、シリアスな展開にならなそうというのもあり、好み的にはあまり期待はしていなかったのですが。
キッドの行動がそれまでの信念と違い、誰かの成りすましや心変わりしたのか??と、終盤まではっきりした答えが分からなかったので、それがずっと気になって飽きずには観られました。

ただストーリーとしてはどうもまとまってなくて、とっ散らかっているように感じました。
真犯人が分かっても、おぉ~とはなれない。

ゲスト声優の超棒読みが気になりすぎたのと、やはり蘭が物理的に人間離れした強さだなぁと。

最低限のワクワクはあって、面白くなくはなかったですが、今まで観た中では微妙と言わざるを得ない感じでした。

そういえば毎作品出てくるモブの子供たちの声が素人くさくて、もしかして一般人呼んで記念にやらせてあげてるのかなとか思ってたら、本当にそういうことのようですね。(笑)

(20240825_Netflix)

=====以下ネタバレあり=====








冒頭の飛行機事故、突っ込んでくる飛行機の正面にわざわざ向かっていって飛行機が止まれなかったら死ぬという状況で棒立ちするコナンは何がしたいのか。

裏切者さんが、あきらかに(超棒読みというオプションつきの)ゲスト声優で、最初からフラグ立ってましたね。
犯人という重要な役柄であの棒読みはないですよ。
製作サイドはなぜあれでGOできてしまうのか。。。
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