相変わらず邦題とプロモーションがうんこ。ダサいサムいだけならともかく内容のミスリードを誘いかねないようなことすんのほんとやめて欲しいです。
内容に関しては相変わらず最高というかもうこのシリーズのために原作7冊、映画7本はあったのだと思わされますね、大人になって本当によかった。もはや僕らの世界でかつて実際に起こったことでしかない、ゆえにとても苛烈で残酷な物語ですが目を離せない。
シナリオが入り組んでてわかり辛いのはこの映画に関してはむしろ評価すべき点ですね、わかんなかったらもう一回見ればええだけの話ですし。とはいえ終盤墓地の集会にいたるまでの流れを始め随所にいささか繋がりが悪すぎる点が散見されます。本編150分くらいあればもっと親切な作りにできたのかな、あるいは序盤のお手伝いさんのくだりとかマジでいらなかったな、と思うとちょっと残念。
追記:大事なこと忘れてたんですがジュードロウまじすごい、本当にダンブルドアにしか見えない。ぶっちゃけハリスもガンボンもただジジイなだけで画面上でダンブルドアに見えたことは一度もないんですが(仮にマッケンランであってもダメ、彼はあくまでガンダルフであってダンブルドアではない)、原作における外見とは全く異なっているにも関わらず歩き喋ればこれこそがダンブルドアであるとしか思えない説得力です。他にも見所いっぱいありますがジュードロウだけで一見の価値ありです。