この作品単体で各キャラの背景を描こうとするからどれも尺足らずに、当然その役割をウィル・スミスに託すのだが悪役に必要なクズっぷりが不足していて中途半端。
大佐とエンチャントの関係も上司は把握していなかったんだろうか?一大プロジェクトも開始前からグズグズでメンバー内から敵を作るという失敗からのスタートに自ら火消しに走る羽目に。
ジョーカーの扱いも雑すぎてジャレッド・レトの使い方をもう少しなんとかして欲しい。
ただ良かった所もあってエンチャントレスの恐怖とも思える禍々しさに、何か触れてはいけない存在感はとても良かった。ただの人間であるハーレイ・クインごときに出し抜ける相手ではないように思う。
