いっしー

スーサイド・スクワッドのいっしーのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
3.7
DCコミックの世界観において起こるヴィランvsヴィランのわちゃわちゃアクション。
一方で賛否は両論、私は残念でした。

バットマンたちヒーローに捕えられたヴィランたちが悪を持って悪を制するという目的のもとに集合するのはとてもいいのですが、キャラが微妙というか弱いやつが多すぎる…!
敵は古代の魔法を操って街を簡単に破壊できるレベルのやつなのに、こちらは銃が百発百中のやつだったりブーメラン投げるやつだったりするのは無理ゲーがすぎる笑
明らかにレベルがあっていないし、途中途中で登場するジョーカーが色々と場面を持っていってしまうせいで敵も主人公も霞んでしまうという残念さ。
出てきてすぐに首が吹っ飛んだやつはギャグなのか?!

ヴィラン同士のわちゃわちゃ感や、最後にはちょっと協力し合うという微笑ましい感じもいいところだし、ヒロインともいうべきハーレイ・クインの美しさとクレイジーさをみる価値がある。でもそこだけなのよ…

ストーリーも前半は仕方ないにせよヴィランたちの説明が大半で、後半も大きな盛り上がりがない。面白くないとはいえないけれど絶賛はできないという具合です。
近年公開されたリブート版?は評価が高いそうなのでそちらに期待しようと思います。
いっしー

いっしー