まっつん

スーサイド・スクワッドのまっつんのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
3.0
悪党たちがチームを結成して大暴れ!!!と聞くとマーベルの大傑作ガーディアンズオブギャラクシーを連想せざるを得ない本作。またそういうもんが観れるのか?!と期待に胸を膨らませて観て参りました!

結論はですね....いかにガーディアンズが上手くて面白い映画だったのかが改めて認識させられる作品でした....いやぁ参っちゃった笑。

まずね、悪党たちが主役って言って「実はいい人たちです」じゃダメだろうが!それじゃ悪党設定が形無しでしょ。「いやぁ昔は俺もヤンチャだったのよ〜」っていうクソどうでもいいおとぎ話を聞かされてる気分になってきて興ざめでした。やっぱり悪党は悪党なりの突き抜けたやり方で問題を解決して欲しいんですよね。それが仲間だ友情だほざきやがってふざけんなと。

あと音楽の使い方ですね。これ全然ダメでしょ。それこそガーディアンズ的なポップス垂れ流し型映画ではあるんですが、ガーディアンズに比べると「下手やなぁ....」と。とにかく使い方がいちいちブツ切りでですね、アガりそうなとこになればなるほどそこでブツッ!って切れちゃうんですよね。さらにこのブツ切りは音楽だけじゃなくて編集にも言えるというね。しかも楽しげな音楽が(特に序盤の)テンポの悪さを誤魔化すために使われているような気もしました。

あとアメリカではどうやらジョーカーの出番が足りないってことも酷評ポイントになってるらしいんですが、俺はジョーカーこんなもんでいいかなって感じです笑。あんま好きじゃない笑。

アクションシーンもですね、暗くて何が起こっているか分からないという事態に陥っていて残念でした。てかDC全般の画面の暗さは何なんだ?百歩譲って作風は暗くてもいいかもしれないけど、アクションシーンがそこまで暗くてどうする笑。銃描写はさすがデビットエアーだけあって迫力あったんですけどねぇ....

確かにマンオブスティールやBvSよりかはアッパーで良い意味で軽い作品になっていると思いましたが...それでもダメかと....いよいよDCが心配になってしまいました.....

あ、でもやっぱりハーレイクインちゃんは可愛かったよ笑。あの恋愛体質加減は好き嫌い別れるかも知れないけど可愛いから許す笑。