ねじまき

スーサイド・スクワッドのねじまきのレビュー・感想・評価

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)
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アメリカで大ヒットですかそうですか。いやぁ、つまんねぇでした。
数が多い分、しっかり薄口の登場人物。展開の都合でいかようにもブレるキャラクター。カット多めテンポ悪めスローモーション意味ナシめ。など、言いたい所は山とありますが、何よりもこの作品、ウリとなる要素の魅力をひとつも押さえられていない所が問題です。

悪人なんでしょ、極悪。でも悪人に見えないですよ。彼らの元々持っている恐ろしさが全く描かれないじゃないですか!
ヒーロー映画なんでしょ?でもヒーローに見えないですよ。彼らを格好いいと思えるシーン、ひとつも無いじゃないですか!
チームモノなのに、チームである意味が感じられる場面ほとんど無いですし…。

単純に一枚の画として格好いい所はありました。でもやはり単発です。
ジョーカー頑張ってますよ、ハーレークインの尻最高ですよ、でも作品自体がカラッポじゃあ、とてもノる事なんて出来ないです。

またこんな格好だけの映画を作って、ワーナーDCはこの先大丈夫なんでしょうか?
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