きょうか

図書館戦争 THE LAST MISSIONのきょうかのネタバレレビュー・内容・結末

図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作既読です。

前作よりもアクションシーンがパワーアップしていて、そこまでするか、と思ったシーンもありました。そのせいか、アクションに寄っているように感じました。確かにキュン要素もあったけど…ラブコメなら入れて欲しいところ他にも…と思ってしまいました。

とはいえ!素敵な映画でした。キャスティングはとてもハマり役で、原作のエッセンスを取り入れつつ映画独自のストーリーが出来上がっていました。ハデなガンアクションも、時々入るくすっと笑えるポイントも良かったです。

水戸基地で図書館法規要覧を巡ってタスクフォースと良化隊が激突。その裏にある目的とは。
終盤、キーとなる本を持って堂上教官と郁ちゃんが走っていき、その途中で堂上教官が撃たれてしまうシーンでは、分かっていたのに胸が痛くなりました。郁ちゃんが担ぎこんだのがまたあの本屋さんで、ということで尚更…。
自由って、当たり前にある気がしているけれど、もし無くしたら、取り戻して守るためにはこんなに大変なものなんだと感じました。知らず知らずのうちに何かを奪われているかもしれなくて、わたしたちは生きている世界に無関心でいちゃいけないんだなという深いことも考えさせられつつ。
最後はやっぱり堂上教官と郁ちゃんの世界!もっとふたりを見ていたくなります。
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